ネットアイビーニュース

NET-IB NEWSネットアイビーニュース

サイト内検索


カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

流通

【流通】博多リバレイン、本日から順次リニューアル
流通
2013年8月29日 10:25

 以前の超高級路線施設が、徐々に「日常使いの施設」を目指す。
 福岡市博多区にある複合商業施設「博多リバレイン」の商業施設「イニミニマニモ(eeny meeny miny mo)」内のテナント6店舗が29日より順次オープンする。

riverain.jpg 29日は、焼き肉店「福岡叙々苑」が5階から1階に移動し、営業時間を深夜3時まで延長し営業を開始する。その後は、9月5日に、1階にガーゼ製のベビー服やタオルを扱う「ピージーガーゼ」が新規出店。
 10月7日には、久原本家グループの調味料販売店「茅乃舎」がオープンする。「茅乃舎」で販売好調の化学調味料を使用しないダシを中心に販売されるほか、店舗併設のキッチンで料理教室も開催する。「茅野舎」は、1階の明治通り側の正面に出店するため、イニミニマニモ全体の顔ともいえる店舗になる。

 博多リバレインの商業施設は、海外を中心とした高級ブランドを集結させて営業をしていたが、経営不振に陥っていた。2012年2月に高島屋子会社の東神開発が全経営権を取得し、テナントの入替を進めている。テナント構成から「敷居が高い」という声も多かったが、改装を実施することで、より入りやすい「日常使いの施設」を目指す。

 昨年10月には、地下1階にイベントスペース「リバレインホール」を設置。昔の映画上映や、落語家を呼び講演を実施、劇団の講演など、今までの高級ブランド路線とは違ったスペースもできた。このような取り組みもあり、今まで施設に足を運んでいなかった人も増え、昨年改装後から来館者数は回復傾向にある。

イニミニマニモ担当者は「天神、博多と同じテナントを誘致しても差別化にはつながらない。違った形のテナント構成をしている。今までとは違ったテナントが入ることで、全体の回遊性にもつながるのでは」と話す。

 今後、テナントが順次オープンしていくが、来春には「福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール(仮称)」が開業を控える。来年15周年を迎えるリバレインだが、オープン当初からの超高級路線とは違った要素が加わることで、新たな施設として生まれ変わることができるかが注目される。

【柚木 聡美】


※記事へのご意見はこちら

流通一覧
NET-IB NEWS メールマガジン 登録・解除
純広告用レクタングル

2012年流通特集号
流通メルマガ
純広告VT
純広告VT
純広告VT

IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル