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6つの国を渡り歩いた福岡出身のプロ野球選手・小林亮寛投手が「アジアの野球」を語る(1)
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2013年9月 3日 13:26

 日本人の「野球魂」が、国境を越えて躍動・・・。
 福岡県新宮町出身で、PL学園から日本球団のロッテに入団。その後、台湾、メキシコなどで活躍した小林亮寛投手が現在、韓国でプレーしている。独立球団・高陽ワンダーズで、7回以降を任される「クローザー」としての重要な役割を託されている。今年、2年目のシーズン。韓国野球の現状と自身とのマッチングについて、小林亮寛投手自身はこう分析する。

小林亮寛 「昨年、今年とプレーして来ましたが『韓国でも勝てる』という手応えは感じることができました。韓国のプロ野球は1軍と2軍のレベルの差が日本よりもないそうです。一部では問題になっているそうですが、1軍と2軍の選手の入れ替えが非常に少ないからだと言われています。そのなかで韓国の打者の特徴や対応は把握する事ができています。韓国のプロ野球はとにかく打撃には自信を持っています。日本にも多くの韓国人打者が外国人の助っ人として来日していますが、ホームランを打てる打者が 沢山います。なので、昨年から韓国プロ野球の外国人選手は全て投手が占めている事が示す様に外国人では、野手よりも投手を求めています。そして、多くの場合、スピードボールを投げる投手を求めているようです」

 小林投手が大きなスポットライトを浴びたのは「台湾」だった。絶妙なコントロールと、打者心理の裏をかく配球、キレのあるボールでアウトの山を築き、2008年、台湾プロ野球のゴールデングラブ賞「金手套」を獲得した。異国の地で、小林投手は伝説的外国人『助っ人』となった。

 「僕が台湾で成績を残す事ができた一番の理由は中込伸さん(元阪神で台湾では監督も務めた人物)のお陰です。台湾での外国人選手は1試合や2試合でも結果が出なければ解雇になります。日本のプロ野球が一年契約、「年俸はいくら」の契約ですが、台湾では「月給いくら」という契約の仕方をします」と、小林投手は台湾時代を振り返る。

(つづく)
【杉本 尚丈】

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