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樋渡啓祐氏「武雄青陵中の武雄市図書館への対応に異議あり」~武雄市長物語より(229)
行政
2013年12月12日 07:00

 NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
 今回は武雄市図書館への対応について記載している、12月9日午後7時47分のブログを紹介する。


武雄青陵中の武雄市図書館への対応に異議あり

 県立武雄青陵中学校には、もうびっくりした。市議会一般質問の近くになると、いろんな声が市民の皆さんから寄せられてきます。図書館近くにいた青陵中の生徒や保護者からも直接話しかけられましたが、「武雄市図書館は商業施設だから立ち入り禁止って言われて困っている。」とのこと。

 確認の結果、武雄青陵中の生徒指導部名のお触れでペーパーにもなっていますが、全時間帯で、飲食コーナーは、保護者同伴じゃなきゃ利用はできないとのこと。それじゃ、スーパーなどの商業施設も保護者同伴になるのね。

 あわせて、市立の小中学校を所管する武雄市教育委員会にも確認しましたが、市立の小中学校では、「武雄市図書館は商業施設だから立ち寄り禁止」なんて指導はしていない。というか、もともと学校では(どんな施設でも)まっすぐ帰宅するようにしてるんですね。だから、青陵中も「道草無しに帰るように」という指導をするのだったら、分かる。

 武雄市図書館の飲食コーナーは、登下校時以外で、保護者同伴じゃないと入れない、とするのは、学校側、すなわち、青陵中学校の押しつけ以外の何ものでもない。これによって、学校側はそこまで考えていないと思うけど、既に生徒が誤解しているように、「武雄市図書館は商業施設だから立ち入り禁止」となっています。これを一人歩きと言いますがね。万が一、一人歩きでなくても、こういうペーパーを生徒指導部から、保護者あて送ること自体、相当な抑止力になります。

 僕は自由を一方的に抑圧することは一番嫌いです。青陵中学校にはもちろん武雄市内の子どもたちもたくさん通ってるわけで、こんな学校側の対応で子どもたちの図書館へのアクセスの機会を奪われる、あるいは抑止と思われるのは残念です。

 私はあくまでも武雄市長ですし、県立の中学校に対して何か言える権限はありません。ただ、一人の政治家として、言うべきことと判断したことは、今までもそうでしたが、はっきり申し上げます。青陵中の関係者に対して、届くかどうかは分かりませんし、また、最終的には青陵中の自主的な判断マターであることは、論を待ちませんが、僕は、この問題については、ブログや市議会などあらゆるオープンな場を通じて申し上げたいと思っています。

 以上。


樋渡氏のブログはコチラ


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