HOME > 国際 > マングローブ植林事業で地球環境保全に貢献、今年は新たなステージへ(後)

国際

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年02月15日 07:03

マングローブ植林事業で地球環境保全に貢献、今年は新たなステージへ(後)

ワイエルフォレスト(株)

 このように、地球環境の保全のため、マングローブの再生を含めたさまざまな事業を進めているワイエルフォレスト(株)だが、その一方で、同社代表取締役会長の山本亮氏は危機感を覚えている。というのも現在、全世界的に温室効果ガスの排出量が吸収量を大幅に上回っている状況にあり、このままでは地球温暖化は進む一方だからだ。そしてそうした状況は、我々日本人にとっても、決して他人ごとではない。

ワイエルフォレスト(株) 山本 亮 代表取締役会長

ワイエルフォレスト(株) 山本 亮 代表取締役会長

 あまり聞き慣れないかもしれないが、「化石賞」という賞がある。これは、地球温暖化対策に“後ろ向き”な国に対して、気候変動問題に取り組む90カ国以上・850もの環境NGOからなるネットワーク組織「CAN(気候行動ネットワーク)」が、批判と激励の意味を込めて贈るもの。いわば“不名誉”な賞である。
 この化石賞を日本は、16年にモロッコ・マラケシュで開かれた「気候変動枠組み条約締約国会議(COP22)」で受賞した。CANによると受賞理由は、日本が温暖化対策の新枠組み「パリ協定」を批准する一方で、新規の石炭火力発電所約約50基の建設計画を持つうえ、インドネシアで反対運動がある石炭火力にも投資していることが挙げられている。ちなみに日本は、賞が創設された1999年のCOP5で受賞して以来、これまでにもたびたび「化石賞」を受賞している常連国だ。

 母なる地球に住む以上、環境についての問題は全人類1人ひとりが考え、真剣に取り組むべきことである。すべての人が自然環境への畏敬と感謝の念を持ったうえで、各々ができる環境保護を考えなければならない。
 同社ではそのための仕組みづくりやきっかけづくりを行いつつも、他社では真似できない地域に密着した体制を構築し、多くの実績を積み重ねている。そんな同社の事業には現在、大手企業からも数多の関心が寄せられているという。今年3月頃にはまた新たな展開が見込まれるといい、同社の事業はまた新たなステージへと進んでいくに違いない。
 同社の今後にさらなる期待を寄せるとともに、我々自身も環境について真剣に考え、行動すべきときではないだろうか。

(了)
【坂田 憲治】

<COMPANY INFORMATION>
ワイエルフォレスト(株)
代表取締役会長:山本 亮
代表取締役社長:阿久根 直人
所在地:福岡市博多区築港本町6-1 印刷会館3F
設 立:2004年7月
資本金:7,000万円
TEL:092-263-8221
URL:http://www.ylforest.co.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

     

トップニュース

2017年02月23日 17:56

福岡空港基金条例案、本会議でも否決

 福岡市議会定例会は23日に行われた本会議で、福岡市側が提出した「福岡空港未来基金条例案」を否決した。同条例案は、前日22日に行われた常任委員会でも否決されており、本会議 ...

『ハゲタカ利益の成長』が目的の『成長戦略』

 NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事から一部を抜粋して紹介する。今回は、トランプ米大統領の拒否でとん挫したかに見えるTPPについて、その再発動 ...

2017年02月23日 14:51

流通パニック、危機水域へ。ヤマト運輸労組、荷受量抑制を要望

 宅配便最大手のヤマト運輸の労働組合は、2017年の春闘で宅配便の荷受量抑制を求めた。宅配ドライバーの人手不足やアマゾンをはじめとする通販市場が拡大したため、ヤマト運輸な ...

2017年02月23日 14:34

福岡県議会議員 原中まさし氏 「新春のつどい」開催

 2月22日(水)、西日本新聞会館「天神スカイホール」で、福岡県議会議員の原中まさし氏が「新春のつどい」(県政報告会)を開催した。  会場には、来賓の駐福岡大韓民国総領事 ...

2017年02月23日 14:10

九州地銀の2017年3月期(第3四半期決算)を検証(5)

 これから九州地銀(18行) の2017年3月期 第3四半期の総預金残高を検証していく。【表1】を見ていただきたい。 この表から見えるもの ◆総預金残高において、2016 ...

pagetop