2024年04月26日( 金 )

第5回脊振山系山開きを開催して

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 4月29日(日・祝)に「第5回脊振山系山開き」を開催しました。
 毎年の事ですが、今年は山の花が早く咲き、参加された登山者にとって一段と喜ばしい山開きとなりました。
 脊振山系山開きは2008年から5年がかりで脊振山から糸島の十坊山まで約50キロの脊振山系に道標を合計270本設置したのを記念して2013年から始めています。
 道標は「脊振の自然を愛する会」と「伊都遊歩道クラブ」が中心となって福岡市早良区と糸島市の協働によってたてたものです。
 山開きは定例化していますが、毎年山頂でプレゼントする記念タオルのデザインは同じですがタオルの色を変えて、その年の記念日を入れるようにしています。
 金山は早良区役所と共同で主催、臨時駐車場は地元の(株)博陽建設さんにご提供を頂いています。井原山は糸島市の後援です。
 脊振山系は福岡県と佐賀県の県境に位置することから佐賀市、佐賀県から毎年グッズの協賛を頂いています。

 4月29日(祝)に開催するのは、この時期に脊振を代表する花「コバノミツバツツジ」(小葉の3つ葉ツツジ)が咲き始め、山や縦走路はピンクの装いになり登山者を楽しませるからです。
 今年はツクシシャクナゲも早めに咲きコバノミツバツツジと併せて登山者を歓迎してくれました。

 毎年の事ですが、開催後に反省会、開催6ケ月前に次回の山開きの打ち合わせをします。
 山開きの準備は1週間前に下見を兼ね、登山道の各所に山開きの短冊を下げて登山者が安全に登れるようにします。また、前日、前々日にバス停や登山口に幟を立て山開きを盛り立てるよう配慮しています。
 今年は、早良区は金山(967m)と糸島市は井原山(983m)で同日開催しました。天気にも恵まれ両山合わせて850名もの登山者で山頂は賑わいました。糸島市では井原山と雷山で隔年開催しています。

 私の担当の金山には、今年も山仲間やスキー仲間が登って来てくれました。山での再会は特別に嬉しいものです。
 西南学院大学ワンダーフォーゲル部と共催ですが、卒業して1、2年のOBも応援に来てくれ喜びもひとしおでした。
 また、子どもを含む家族連れが多かったのも今年の特徴でした。

山開きin金山 家族連れの登山者

山開き in井原山 佐賀市から参加した登山グループ

2018年5月3日
池田 友行 記

 

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