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「奉仕する精神」をモットーに~福岡博多ライオンズクラブ 第49代会長 井上 英彦 氏
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2013年8月19日 16:04

 7月、福岡市を中心にボランティア活動を行なう福岡博多ライオンズの第49代会長に、井上英彦氏が就任した。1965年6月に結成された同クラブは、献身的なボランティア活動を精力的に行なう知名度の高いクラブへと成長。同クラブが中国に桜の木を贈ったり、創立5周年を記念して福岡市JR博多駅内に黒田節の由来「母里太兵衛」像銅像を寄贈したことなどは有名な話である。

inoue.jpg その歴史あるクラブの第49代会長となった井上会長だが、今回の就任のキッカケについては「数年前から会長への就任は決まっていたのですが、このライオンズに入って13年目で、皆さんが居つくような心地良い場所をつくりたかったのです」と照れながら話す。
 同クラブも、これまですべてが順風満帆ではなかった。井上会長が同クラブに在籍の途中で、3年間ほど活動を休んだ。その際に、会員数が減っていたのだ。3年という短い期間で会員数が減少した現実を目の当たりにして、「再度活動できるように盛り上げるには、どうするべきか」との思いが強く湧きあがった。そこから、皆が長く在籍できるクラブ環境づくりを構築したいとの思いがあったようだ。
 その後、同クラブは勧誘活動が成功し、再び勢いを盛り返しつつある。「私の力ではありませんよ」と井上会長は謙遜するが、長年、同クラブの下支えと回復する準備を淡々と行なってきたことはたしかだ。

 井上会長はこれまでに同クラブの幹事を経験しており、そのことがさらなる大きな経験となり、活動の幅が広がっていたという。「何ごとも、クラブで経験したことが自分にとってプラスになっています。ライオンズというアメリカ式のボランティアに触れて、稼いだ金を地元に還元する喜びもしかりです」と、会長になっても初心を忘れてはいない。
 会長となった今、過去のことも再確認するようになった「昔のことも知らないと前に進めません。まさに温故知新ですよ」と話す。とくに、同クラブがこれまでどのようなことを手がけてきたか、支援してきたかを踏まえて、新しく会員になった人たちに対して教えていく必要性を感じているようだ。そして、新人を含めて会員が居つくような「心地良い場所」を構築し、同クラブを盛り立てていく環境づくりを提案していくとしている。
 来年、同クラブは50周年という節目を迎える。この1年間、会長としての意気込みを聞いたところ、「49代目として、50代目にしっかりとバトンタッチできるように精進します」と井上会長は、最後まで謙虚なコメントを残した。

【道山 憲一】


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