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樋渡啓祐氏「戦後68年にあたって」~武雄市長物語より(150)
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2013年8月19日 11:42

 NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
 今回は、終戦の日について記載している、 8月15日午後7時52分のブログを紹介する。


戦後68年にあたって

 驚いた。今、NHKスペシャル「"日本の平和"を考える」を見てますが、冒頭のアンケートで、「終戦の日を知っているか?」のアンケートでなんと、8月15日を知らない人が33%。33%の人たちが、終戦の日の日付を知らない。恐るべし。

 もちろん、若い人たちの割合が顕著なんだろうけど、教育はどうなっているんだ!って僕自身、とても反省したので、早速、うちの教育委員会にどう教えているのか、検証したいと思う。

 このBLOGでも書いたような気がするけど、「終戦の日」っておかしい。「敗戦の日」ですね。こうやって、言葉を糊塗するから、おかしなことになってしまう。そして、そういう意味で、今日の政府主催戦没者追悼式において、総理が、1994年の村山富市総理の式辞以降、歴代総理が触れてきたアジア諸国への加害と反省に関しては明言しなかったことは妥当だと思う。あくまでも、「戦没者追悼」では、国を守るため、愛する人たちを守るために戦った、戦わざるを得ず、心ならず、散華された英霊に対する言葉を献げるのみだと思います。そして、自民党総裁として、私費で靖国神社に玉串を献げられたこについても、難しい外交関係の中で、妥当だと思います。僕は総理の訪問自体はこの難しい外交関係の中では支持できないけど、この対処は、重ねて妥当だと考えます。

 私自身、実際、戦いに赴いた今は亡き祖父、東南アジアに赴いて命がらがら日本に戻ってきた大叔父を始めとして、さまざまなご苦労された皆さんに直接、いろんなことを聞く立場でありましたが、今、一政治家として、尚一層、核なき世界の恒久平和を願い、また、冒頭、終戦の日を知らない人たちに対して、しっかり、伝える責務が、私たち政治家こそあるのだと思い直しました。

 今日は、静かにお帰り頂いている英霊に頭を垂れたい、そう思っています。


樋渡氏のブログはコチラ


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