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アジア進出企業に聞く(9)日本福祉設計(株)~日本とベトナムの両輪で進む(中)
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2013年7月 2日 07:00

 福岡市博多区東光寺町にあるひときわ目立つビル「ROYAL GARDEN PALACE」。ここに本社を置き、建築構造設計を手がけているのが日本福祉設計(株)である。同所には、関連企業である不動産建築業の(株)ライフデザインジャパンも事務所を構える。日本福祉設計(株)は、福岡を中心に事業を展開し着実に業績を伸ばしているが、2009年にベトナムに進出した。海外進出を決断した理由やこれからについて、同社代表取締役の長谷川一典氏に聞いた。

 ――ベトナムでの事業について、お聞かせください。

vietnam.jpg 長谷川一典氏(以下、長谷川) まず2009年に建築物の企画や設計を行なうライフデザインベトナムを設立し、その後、11年にライフエステートベトナムという不動産の仲介売買を行なう会社を設立しました。事務所はホーチミンにあり、従業員は4名すべてベトナム人です。以前は日本人従業員もいましたが、ベトナム人だけでも十分運営でき、問題はありません。

 現状、ベトナム2社では利益は少ないです。設計について言えば、日本から依頼する案件が主で、現地での受注もありますが、単価が低く、なかなか売上増につながっていません。それでも、10年先を見て現地での仕事をどんどん増やしていかないと、と思っています。少しずつ事業がかたちになってきたので、大きな成果はこれからですね。

 ――進出して、これまでに苦労したことはありますか。

 長谷川 建築設計や不動産に関して言えば、まず、国のライセンス許可が非常に厳しいことです。各種ライセンスを取るのに、半年以上かかってしまいました。現地の方が取る場合は1週間あれば十分です。それが100%外資の場合は、6カ月以上かかります。取得するまでに、何度も何度も修正と資料の追加を求められました。外国企業への警戒心は強いと思います。

0701_honsya.jpg また、日本では不動産売買で専任契約というかたちがありますが、ベトナムでは誰がどこを売っても構いません。ですから、物件の横取りが頻繁に起きます。そのため、弊社は契約時には必ず弁護士を入れています。弁護士費用はそれほど高額ではありませんし、仮に裁判を起こしても外国人は負けてしまう場合が多いので、何枚もの契約書を作成しておく方がいいです。

 従業員に関しては、日本人のように、長期間同じ会社に勤めるという感覚があまりありません。少しでも条件の良い仕事があれば、すぐに転職しますし、長く勤めても2年ですね。弊社の現地従業員も半年や1年で入れ替わることがありますので、人材を育てていくということが難しいですね。当然、こちらはできるだけ長く勤めてほしいので、条件を上げて行かなければなりません。物価も上昇していますので、それにともなって人件費も見直しています。

(つづく)
【東城 洋平】

≪ (前) | (後) ≫

<COMPANY INFORMATION>
日本福祉設計(株)
所在地:福岡市博多区東光寺町1-10-15 ROYAL GARDEN PALACE 2F
設 立:2000年4月
資本金:1,000万円
TEL:092-433-8133
FAX:092-433-8144
URL:http://lifedesignjapan.com/index.html<


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