日経平均株価~いつ破る2万円の壁
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16日朝の東京株式市場は、ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が値を上げたことや原油先物価格が上昇していることなどから、日経平均株価の寄り付きは前日比+83円21銭の1万9,953円06銭となった。
16日の日経平均株価は一時、130円近く上昇し、1万9,998円49銭と2万円の大台まであと2円に迫る場面もあったが、その後は売り注文が増えて上げ幅を縮小した。後場に入り値を戻したものの、終値は、前日比+49円47銭高の1万9,919円82銭と2万円の壁を超えることはできなかった。
その流れを受けて九州地銀8行(FG・FH)の株価は、高安まちまちの値動きだった。【別表2】を見ていただきたい。この表から見えるもの
・大きく値を下げたのは北九州銀行を傘下に持つ山口FGで前日比▲15円の1,283円。次に経営統合が延期となっているふくおかFG(533円)と十八銀行(333円)がともに▲2円で取引を終えている。
・ただ3月31日の株価から値を下げているのは十八銀行(▲26円)と佐賀銀行(▲18円)の2行だけとなっている。来月は株主総会を控えており、株価の動きに注目が集まることになりそうだ。【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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