2024年05月20日( 月 )

豊和銀行、信用コスト上昇で本業減益 業績予想を下方修正

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 7日、(株)豊和銀行(本社:大分市、権藤淳代表)は、2024年3月期の業績予想の修正を発表した。

 それによると修正後の業績予想は、経常利益が6億8,000万円(前回予想は8億1,000万円)、当期純利益が8億7,000万円(同5億8,000万円)で、本業としての経常段階での利益は減少、最終利益は増益への修正となった。

 予想修正の理由について同行は、本業の利益を示す経常利益について、有価証券利息配当金の増加や、営業経費が減少するなど増益要因があったものの、信用コストの増加により前回予想を下回る見込みであるとして、下方修正したとしている。

 一方、最終利益については、法人税等および法人税等調整額が想定よりも減少する見込みであるとして、上方修正となった。

【寺村 朋輝】

関連記事