2024年05月21日( 火 )

日本タングステン、24年3月期は減収減益 来期は増収増益予想

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 9日、日本タングステン(株)(本社:福岡市博多区、後藤信志代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は114億6,400万円(前期比9.3%減)、営業利益は4億7,600万円(同48.6%減)、経常利益は7億8,600万円(同36.0%減)、当期純利益は5億2,700万円(同31.3%減)で、減収減益となった。

 主な決算要因としては、ハードディスクドライブ(HDD)用磁気ヘッド基板について、データセンターなどで使用される大容量HDDが、需要の一服による在庫調整の影響を受け、大幅な減収となったことなどが影響した。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は120億円(同4.7%増)、営業利益は5億2,000万円(同9.2%増)、経常利益は8億円(同1.8%増)、当期純利益は5億6,000万円(同6.2%増)で、増収増益を予想している。

【寺村 朋輝】

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