十八銀行専務投身自殺か ふくおかFGとの経営統合難航中
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十八銀行(長崎市)の森甲成・取締役代表執行役専務(59)が28日早朝、長崎市金屋町の自宅マンション敷地内で倒れているのを、通報を受けた長崎署員が発見した。その場で死亡が確認され、長崎署は投身自殺と見て捜査中。
十八銀行は本年2月、17年4月をメドにふくおかFGとの経営統合する基本契約を締結。さらに18年4月には傘下の親和銀行との合併も公表していた。合併が成立すれば長崎県内の貸付金残高・預金残高で90%以上のシェアを占め、地域金融の寡占化が進むと見られていた。8月に最終契約締結を行い、12月に臨時株主総会というスケジュールだったが、独占禁止法に基づく公正取引委員会の審査が入り、延期が決定していた。
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