2024年05月16日( 木 )

鳩山二郎陣営政治資金パーティ 久留米市長不在で囁かれる『すきま風』

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 鳩山二郎衆議院議員(福岡6区)は18日、久留米市内のホテルで「鳩山二郎 皐月の集い」を開催した。会場には老若男女問わず多くの支援者が訪れ、1,200席を用意した会場は定員オーバー。立ち見の支援者のために、急遽椅子が搬入される盛況ぶりだった。挨拶に立った後援会関係者からは「いつ解散があってもいいように」と常在戦場を意識するアピールが出され、支援者を引き締める。会場には鳩山後援会の幹部である本村康人・久留米商工会議所会頭の姿もあった。

 姿が見えないことで会場をざわつかせたのが、大久保勉・久留米市長。大久保市長は、今年1月の久留米市長選で鳩山陣営の全面的なバックアップを受けて接戦をものにし、市長の座に就いた。「鳩山陣営に市長にしてもらった」(後援会関係者)立場でありながら礼を欠いたかたちの大久保市長の対応に、支援者からは「いくらなんでもドライすぎる」と不満の声が上がる。陣営側は、早い段階で大久保市長側に案内を出していたというが、この日市長は出張のため久留米市内には不在。鳩山陣営の支援者からは「日程調整くらいできるだろうに」という不満の声が相次いでいた。

 事情を知る久留米市商工会の関係者からは、「大久保市長は本村会頭との接近を嫌がり鳩山陣営と距離を置いている」という解説も――。元・民主党の参議院議員だった大久保氏を自民党の鳩山陣営がかつぐ、いわばねじれ状態で臨んだ市長選だったことから、早くも両者のあいだにすきま風が吹いているようだ。

 

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