西鉄大橋駅、特急停車駅に～不動産業者注目か

新しい大橋駅東口の外観イメージ
（提供：西日本鉄道）

　西日本鉄道（株）は、2017年8月に西鉄天神大牟田線のダイヤ改正を実施し、「大橋駅」を新たに特急停車駅とすることを26日発表した。

　大橋エリアは、商業施設や公共・文教施設などが充実し、福岡都心部へのアクセスも良いことから、人気の居住エリアであり、駅の利用者数も多い。（1日平均乗降人員数：35,355名2015年実績）

　新たに特急停車駅とすることで、同駅には1日あたり上下約60本（平日）の特急列車が停車し、特急・急行列車が約10分間隔で運行する。また、大橋駅での特急乗り換えが可能となり、二日市駅以南の特急停車駅と大橋・高宮・平尾各駅間の所要時間が最大12分短縮される。

　17年3月からは、大橋駅施設の改修も予定されており、より魅力的なエリアへの生まれ変わりを目指す。現在、大橋駅を最寄り駅とする分譲予定のマンションは1件のみである。今回の決定が、大橋エリアのマンション用地取得合戦に発展していくのか注目していきたい。

【奥　隆司】

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