2024年04月26日( 金 )

日経平均株価大幅に上昇~終値1万9,378円93銭

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nitibei 安倍総理とトランプ大統領との首脳会談を祝うかのように、2月9日のダウ平均株価は前日比+118.06ドルの20,172.40ドルで取引を終えていた。

 その流れを受けて今日2月10日の日経平均株価は、前日比+471円26銭の1万9,378円93銭と大幅に値を上げて取引を終えた。あたかもwin-winの株式相場の展開となった。

 大きな要因はトランプ大統領が打ち出す経済政策への期待からドルが買われ、円は113円75銭(15:12)と円安となったことから、輸出産業の株が買われ、日経平均株価が大きく上昇した。
 そのため九州地銀8行(FG ・FH)の株価も【別表2】の通り、大きく値を上げて取引を終えている。

表から見えるもの

・第三四半期決算で大きく減益となったふくおかFGの株価は大きく反発。前日比+23円の498円となり、ほぼ決算発表前の水準に値を戻している。

・また西日本FHも2月9日は▲24円と反落したものの、今日は+45円の1,257円と大きく反騰しており、その他の九州地銀の株価もすべてがプラスとなって取引を終えている。

 明日はいよいよ安倍総理がトランプ大統領の招待を受けてゴルフを楽しむことになっているが、はたしてどのようなスコアとなるのだろうか。2月13日(月)の日経平均株価は上げなのか。それとも下げに転じるのか。日本経済にとっての今日2月10日は、まさに天王山と言えそうだ。

【北山 譲】

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