2024年04月27日( 土 )

ソラシドエア、過去最高益を達成し、10期連続黒字に

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 東京―宮崎間などで格安航空便を展開する(株)ソラシドエア(旧・スカイネットアジア航空(株))(本社:宮崎市、高橋洋社長)の2017年3月期決算は、営業収入が381億5,300万円(前年同期比0.2%増)の増収となった。また、営業利益39億8,200万円(同97.8%増)、経常利益34億2,700万円(同106.2%増)、当期純利益23億7,400万円(同155.1%増)をそれぞれ計上。営業収入、当期純利益ともに過去最高益を達成し、10期連続の黒字となった。

 同社では運航面は、熊本地震の影響による昨年4月中旬から5月末にかけての132便の欠航が大きく影響し、332便(前事業年度比4.1%増)が欠航となった。営業面においては、九州各就航路線の需要喚起を図るため、「九州ふっこう割」の活用や支援運賃の設定・搭乗促進キャンペーンを展開したほか、販売期間限定・WEB専用のお得な「ソラシドスペシャル」を設定するなど、運賃ラインナップを充実。その結果、輸送実績では熊本地震の影響はあったものの、全路線の提供座席数が265万734席(前事業年度比0.2%減)、有償旅客者数が175万2,713人(同5.7%増)となった。

 

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