2024年04月27日( 土 )

同友会青年支部「家族懇親会」開催~家族間での繋がりを持ち、より深い絆を持つ支部へ

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 福岡県中小企業家同友会は17日、6月例会としてアサヒビール園博多店(福岡市博多区)で家族懇親会を実施した。同例会では同支部会員やその家族ら31名が参加。子どもたちの姿も見られ、初めての工場見学にはしゃいだ様子を見せた。
 通常の例会では、会員がテーマに沿った自社での取り組みを発表し、意見交換などを行う経営勉強会を開催する。今回、6月の例会を家族懇親会にした理由について、藤島修平支部長は「家族の支えと理解があってこその我々。家族に同友会青年支部がどのような集まりかを知ってもらいたいと思い、今回の例会を計画しました。また、家族間でつながりを持ち、より深い関係を築いていきたいと考えています」と話した。

 例会の行程は、まず同工場内を90分間見学後、施設に併設する飲食会場で懇親会を行うというもの。工場見学では、広い館内をインストラクターの説明を受けながらビールが箱詰されるまでの工程を学習。大人だけでなく、子どもたちもクイズなどに参加しながら楽しんだ。
 懇親会ではジンギスカンを囲んで談笑。出席した家族のほとんどが「知っているメンバーも数人いるが、初めてお会いする方が大半」とのこと。そのうえで「普段は勉強会やメンバー同士の交流会に出て行くのを見送るだけなので、家族参加というのは珍しい。最初は少し緊張したが、みんないい方ばかりで、同友会がこんな方たちの集まりなら今後も安心して送り出せる。子どもたちも新しい友達ができ、楽しそうでよかった」と笑顔を見せた。会の後半ではビンゴ大会も行われ、女性と子どもは優先的に商品をもらえるなど、家族への感謝を表した。
 最後は大丸拓郎副支部長が「今後も家族を大切にする心を忘れずに、青年支部を盛り上げていきましょう」と話し、博多手一本で締めた。

 7月の例会は通常通りの勉強会開催となる。同例会で深まった結束を糧に、自社経営のブラッシュアップに励んでいく。

【中尾 眞幸】

 

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