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2017年08月13日 07:04

九州から世界へ、インドでの合弁会社事業を発表~第一交通産業(株)

 第一交通産業(株)は8月4日、インドに合弁会社を作ると発表した。設立したDAIICHIKOUTSU CARMAKE PRIVATE LIMITEDの株式75%を第一交通産業が、合弁先のNIC GLOBAL GROUPが25%を取得する。資本金は4,300万ルピー(約8千万円相当)。

 合弁会社はインド南部のカルナータカ州の州都・バンガロールに設立し、ハイヤー、自動車整備、中古車販売などの事業を行う。

 第一交通産業はこれまで、約8年前の中国進出を皮切りに、昨年はミャンマーに事業所を設立してハイヤー事業に乗り出すなど、積極的に海外進出を進めてきた。今回のインド進出は、自動車産業やIT産業など日系企業の進出が進む同地で、ハイヤー需要が拡大することを見込んだもの。インド側は日本の自動車整備技術を導入することを強く望んでいるという。

 NIC GLOBAL GROUPは、インドでビルメンテナンスやホテル、日本食レストラン、人材開発を手掛ける企業グループ。代表のニック・ユー・イクバル氏は15年間の滞日経験があり、日本の暮らしやすさをインドで実現したいという思いを実現するために今回の合弁事業を提案した。

 第一交通産業は、今回の合弁事業を将来の経営基盤を強化するための一手と位置付けている。高齢化や人口減の進む国内での事業規模が頭打ちとなるなか、海外に新たなマーケットを求めるかたちだ。同社専務取締役の垂水繁幸氏は、「弊社の特徴であり強みは地域密着型企業であること。配車サービスアプリUberが世界を席巻していますが、将来的には当社のような企業の在り方でも世界で戦えることを示したい」と、今回の合弁事業にむけた意気込みを語る。

 経済産業省九州経済産業局が昨年発表した資料によると、2000 年以降2004年まで九州企業の海外進出は増加傾向にあったが、その後は減少し、2007 年を底に再び増加。2010 年には 56 件に達している。
 その後は再び減少に転じ、直近の3年間は30 件程度で推移してきた。進出先はアジアの占める割合が8割程度で推移している。

 海外展開を行っている、あるいは海外展開に関心があると思われる企業、2571社を対象に行ったアンケートによると、海外展開にあたっての課題として「販路開拓」をあげる企業が最も多く40.9%だった。以下、「従業員の確保、従業員教育」が 32.6%、「高度人材の確保」が 24.8%で続いている。

【小山田 浩介】

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