2024年04月27日( 土 )

【2017衆院選・福岡2区】アベ政治、希望にNO!共産・松尾律子氏の第一声

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

小池新党に希望は託せない

共産党・松尾 律子 氏

 自民、希望、共産の3極が対立する構図となった福岡2区。共産党の公認候補として出馬した新人の松尾律子氏(45)は10日の公示日、薬院駅を皮切りに、選挙区内の各地で街頭演説を実施。天神においては、同党・仁比聡平参議院議員が応援に駆け付け、自民・安倍政権や希望の党に対し、強烈な批判を行った。

 安倍政権については、「多くの国民が反対する沖縄の新基地建設、原発再稼働など、民意に反する政治を行ってきた」「お友だちだけにやさしい政治森友学園や加計学園の疑惑に見られる国政の私物化は許せない。1日も早く、退陣してもらいたい」「安保法制は日本の防衛とは全く関係ない、アメリカが海外で行う戦争に自動的に参加させられる危険な法律。一日も早く廃止すべき」などと批判。また、希望の党については、「政策を見ると、改憲と安保法制を推奨し、民進党から合流した方々に踏み絵をふませる選別をした。このようなやり方は、自民党政治そのもの。この新しい政党に希望など、とても託せるものではない」とし、共産党への支持を訴えた。

 政策に関しては、「消費税8%増税で家計消費は冷え込み、それは今も続いている。このような状況で増税すれば、家計も経済もますます悪くなる。日本共産党は、消費税に頼らない道を提案している。アベノミクスの恩恵を受け、史上空前の利益をあげている大企業や富裕層に減税をするのではなく、利益に見合った分、きちんと税金を納めてもらう税制改革。無駄遣いを徹底的になくし、税金の使い道も子育て支援や教育予算に回す。憲法9条を守り、暮らし・福祉を優先する政治に切り替えていく」と訴えている。

【山下 康太】

▼関連リンク(福岡2区)
・鬼木誠氏(自民党)
・稲富修二氏(希望の党)

 

関連キーワード

関連記事