2024年04月27日( 土 )

東ソー、山口県に西日本最大規模の物流センターを建設

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 東ソーグループの東ソー物流(株)(本社:山口県周南市、佐伯哲治社長)は6月7日、山口県周南市臨港地区に西日本最大規模となる総合物流倉庫「第二りんかい物流センター(仮称)」を建設すると発表した。来年1月に着工し、同年12月完工。2020年1月に営業を開始する予定。

 新物流倉庫は、建築面積1万1,440m2、延床面積2万5,660m2の3階建てで、収容能力は約 2万2,100トン。常温庫、凍結庫、冷凍庫、冷蔵庫、加温庫、移動式ラックなどを備え、多温度帯をカバー。化学品専用の物流センターとしては西日本最大規模を誇る。このほか、冷媒にアンモニア/CO2を使用した最新省エネ型自然冷媒冷凍ユニットを採用。2階へ直接トラックがアクセスできるランプウェイ方式により、トラックの待機時間を削減。作業の効率化を図っている。

 東ソー物流は、製造プラントの能力増強にともなう物流量の増加が見込まれるなか、中長期を見据えた物流インフラ整備の取り組みの1つとして、今回の建設に至ったとし、「グループの中核物流会社として、高度化・多様化・広範化する物流ニーズに対応すべく、グローバルサプライチェーンの強化を図り、物流の効率化や環境に優しい物流事業を推進していく」としている。

「第二りんかい物流センター(仮称)」イメージ図

 

関連記事