福岡県筑紫野市、JTと工場跡地売買交渉
-
2022年3月末をもって閉鎖した日本たばこ産業(株)(JT)九州工場。敷地面積16万5,886m2という広大な跡地の利活用の動向が注目されるなか、筑紫野市の平井一三市長は、23年9月に市として取得したいという意向を示していた。
「JT工場跡地は、やはりあれだけ広大な土地ですし、市役所に近いだけでなく、周辺には国や県、市のさまざまな施設が集積しており、筑紫野市の中心的なロケーションに位置しています。それだけポテンシャルの高い土地ですから、筑紫野市の将来のまちづくりを考えていく場合、非常に重要な場所になるという認識をもっております」(平井市長、23年12月8日取材時)。「緑地を残してほしい」「スポーツ施設をつくってほしい」「福祉サービスの施設を集積してほしい」など、市民からのさまざまな声をJT本社に届けるなど跡地取得への意欲をみせていた。
平井市長は2月29日の市議会会派代表質問で「公有地の拡大の推進に関する法律」に基づいて、JT側からの売却の意思が伝えられたことを明らかにし、「用地取得に向けた交渉を行っていきたい」と表明した。
また、平井市長は「市役所から線路を挟んだ隣地であり、さまざまな施策を行ううえで大変魅力的な土地です。これまで寄せられた市民の皆さまの多くの意見を大切にしながら、議会とも歩調をそろえ、市として最適解を導き出せるよう、慎重に進めていきたいと考えています」と、改めて土地取得に対し思いを語った。
【内山 義之】
法人名
関連記事
2024年5月5日 06:002024年5月2日 15:452024年5月2日 11:302024年5月2日 18:002024年5月2日 17:502024年5月1日 15:002024年4月25日 14:00
最近の人気記事
2024年5月7日 08:00
2024年5月7日 18:33
2024年5月4日 06:00
2024年4月30日 06:00
2024年4月28日 06:00
まちかど風景
2024年4月8日 09:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す
- 業界注目!特集
-
産廃処理最前線
サステナブルな社会を目指す
- MAX WORLD監修
-
パーム油やPKSの情報を発信
パームエナジーニュース