人手不足深刻な交通誘導警備員～福岡市が現状調査へ

　福岡市は10月31日、福岡県警備業協会（福岡市博多区）の会員企業に対して交通警備員不足に関するアンケートを依頼した。協会担当者は今回のアンケート依頼に対し「自分が知る限り始めて」と異例の事態であることを指摘。人手不足が深刻さを増していることがうかがえる。
　このアンケートに回答した会員企業は、「今後年度末に向けて公共工事の増加が見込まれるが、これまでにないほど警備員の確保が困難になっている。とてもではないが対応できる状況にない」と危機感を募らせる。アンケートの回答期日は11月14日となっているが、厳しい結果が予想される。