免震を評価、紙与博多中央ビルがグリーンビルディング認証受ける

　日本政策投資銀行・九州支店は、紙与不動産（株）（本社：福岡市、渡邉與之社長）へ同行独自の取り組み「地域元気プログラム」に基づく融資を行ったことを4日発表した。

　来年4月完成予定の「紙与博多中央ビル」（地上13階、延床面積1万8,853m²）が高い省エネ性能だけでなく、免震構造などリスクマネジメントに優れている点が評価されたという。なお、同ビルは完成前にもかかわらず「ほぼ満床状態」（地場オフィス仲介）であるほか、同2月完成予定の「JS博多渡辺ビル」は、すでに満床となっている。これらハイスペックビルの竣工・供給により、福岡市中心部の賃料底上げが期待される。

【永上隼人】

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