【草津白根山噴火】山頂駅にはいまだ取り残される人が～山頂付近は吹雪か

　本日午前に発生した草津白根山噴火について、災害対策本部の置かれた群馬県草津町役場では、あわただしく情報収集活動が続いている。午前10時ごろの噴火時、噴火口から直線距離で約7キロの草津町役場では音や振動などは感じなかったという。ロープウェーの山頂駅から同10時5分ごろに第1報が入り、同10分に対策本部が招集された。
　対策本部が把握している午後4時15分ごろの最新情報では、ケガ人9人（うち、重症5人）、行方不明者・死亡者なし。吾妻広域消防本部によると、49歳の男性が搬送先の西吾妻福祉病院で死亡したという。

　山頂駅には午後になっても78人が取り残されており、ヘリや除雪車などを使った救助が続いている。午後4時ごろ、山頂付近は吹雪になっているため、いち早い救助が待たれる。