【インサイダー投稿】ある福岡市職員のひとり言

　先の国会の証人喚問で、前国税庁長官の佐川さんが公文書改ざんについて官邸の関わりを否定したんだけど、関わりがあったとしても認められるわけないじゃない。検察も権力機関の一部なんだからさ。籠池さんが拘留されてずーっと出てこられないのを見りゃ、そりゃビビるって。政権に不都合なことしゃべったらどんな目に合わせられるかわからないもん。権力機関ってえげつないからね。平気で嘘つくし、とぼけるし、圧力かけるし。
　スパイみたいなの使って、個人のプライベートを調べて御用新聞にリークまでしちゃうし。あ、そういえば、前文科省事務次官の前川さん、自分のプライベートをさらした読売新聞のことを、「日本のクォリティーペーパーがですよ」なんて言ってたけど、あれには笑ったなぁ。すげぇ皮肉。話したら面白い人なんじゃないかなぁ。

　週刊誌情報では、佐川さんの役人時代はパワハラ体質で部下から恐れられていたけど、前川さんは優しくて部下から慕われていたそうだ。下に厳しくて上からの圧力に弱い人と、下に優しくて上にキチンと物申す人。どっちが理想の上司かは言うまでもないよね。
　辞めた後とはいえ、ビビらずに国会の証人喚問の場で、堂々と権力機関に対峙した前川さんはホント尊敬するよ。俺のヒーローだよ。

　データ・マックス社が福岡市内で前川さんの講演会を企画してくれるといいんだけどな。福岡市と福岡市教育委員会に後援申請して。後援してくれりゃ、安倍首相の顔に泥を塗ることになって記事になるし、後援してくれなきゃ、それはそれで記事になるでしょ。

　「福岡市と福岡市教育委員会、前川喜平氏講演の後援拒否。安倍首相に忖度か？」

　なんてね。王手飛車取り。講演会をやったら市職員もけっこう集まるんじゃないかな。市役所のゲシュタポが参加者をチェックしたりして。それでも俺は行くけどね。

　あ、かくいう俺も市役所の職員です。上の意向を忖度しながら、日々業務に励んでおります（笑）。