自然電力とスキー競技運営のFWTジャパン、「雪山守る」電力プログラムを開始～電気料金の1％を環境保護活動に

　自然電力（株）と、競技フリーライドスキーの大会運営などを行うFWTジャパン（株）は、電気料金還元プログラム「FWT DENKI」を提供する。同サービスはFWTジャパンの紹介や、同社の公式サイトを通じて自然電力と契約すると、電気料金の1％を同社の環境保護や雪山保護の取り組みに提供するという仕組み。

　発表によると、サービス発足の背景には日本の天然雪が外国人観光客からの人気を博しているといった時世の変化がある。FWTジャパンは、「フリーライドの楽しさを伝えるだけでなく、安全と環境に関する啓発活動も同時に行っていく社会的責任があると考えています」とコメントしている。

　FWTとはフリーライド・ワールド・ツアーの略で、加工されていない雪の斜面を滑りおりる競技「フリーライド」の世界競技連盟。同連盟は自然電力の「自然エネルギー100％の世界をつくる」というビジョンに賛同し、2019年2月にパートナーシップ契約を結んでいた。

　今回のサービス発表とともに、法人契約第1号がアウトドアウェア・ブランド『PeakPerformance』の日本代理店であるアール・シイティー・ジャパンであることも明らかにされている。同社はFWTデンキの思想に賛同、契約に至ったという。

【小栁　耕】