2024年04月19日( 金 )

独自性を高める事業構築

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(株)スエナガ代表取締役 出口 洋一 氏

 2015年1月に設立された総合建設業(株)スエナガ。同社は設立して5年の新鋭企業である。同社の企業スローガンとして『土地に夢を、建物に想いを』を掲げ、賃貸マンション・戸建住宅・医療および福祉施設など、幅広いジャンルの建築構造物の施工実績を有する。

オープンな企業風土

出口 洋一 氏

 同社代表取締役出口洋一氏が、「我々は、新参の総合建設業です。建築構造物の設計・施工・監理を行うことはもちろんのこと、プラスアルファの事業展開が必要です。その1つが土地オーナーさまの資産運用、つまり資産価値のさらなる向上です」と語るように、どこよりも一歩先の提案を行い実践している。

 同社は資産運用のみならず、さまざまな顧客のオーダーに耳を傾け、その実現に全力を傾ける。それらのアイデアや計画について、社内のみんながそれぞれの持ち場で議論し知恵を出し合い、カタチにしていく。それは社員間のコミュニケーションが円滑であること、そして闊達な風土の証だ。

 その先頭に立っているのが、出口代表であり、誰もが話をしやすいよう、自ら社内で話を聴くことに徹している。月1回開催される全体会議では、有意義な情報共有がもたらされ、1つのプロジェクトに全社一丸となって取り組む。

 また同社は、現場の進捗情報をはじめとした自社ホームページの更新度が高いなど、社内のコミュニケーションと積極的な情報発信を実践する。オープンな企業風土により、固定観念に捉われない独自の経営マネジメントを展開する。

時流に沿いながら

 同社は企業スローガンとして『土地に夢を、建物に想いを』を掲げ、賃貸マンション・戸建住宅・医療および福祉施設など幅広いジャンルの建築構造物の施工実績を有する。施工とともに、前述した『資産運用』など顧客の利益が生み出される提案を行う。同社の現況について出口代表は、「新型コロナウイルス蔓延による悪影響が懸念されていましたが、おかげさまで事業展開は堅調です。受注は、有料老人ホームなど福祉関係の案件が、増加傾向にあります」と語る。

 今後は、「ウイルス感染予防については、現場をはじめ社内外において徹底を継続いたします。一方、現場では工事が進行しておりますので、粛々と任務をはたしていくことです。困難な時期が続くなか、現状を受け入れて時流に沿いながらお客さまと地域のために、事業を推進いたします」(出口代表)。

 同社の独自性高い事業展開に、今後も大きな期待が寄せられる。

【河原 清明】

<COMPANY INFORMATION>
所在地:福岡市城南区堤1-30-1
設 立:2015年1月
資本金:3,700万円
T E L:092-874-4545
U R L:https://sda-suenaga.co.jp

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