日経平均再び2万8千円割れ～九州地銀はふくおかFGのみ上昇

【表1】の通り、朝方に終わった9日のニューヨーク市場でダウ平均株価は前日比▲638.11ドルの3万2,272ドル79セント（前日比-1.94％）と大幅に下落。

◆ダウ平均株価の下落を受けて、今日10日の東京株式市場における日経平均株価は【表2】の通り、前日比▲422.24円の2万7,824円29銭（前日比-1.49％）で今日の取引を終えている。出来高は12億7,253万株。

◆【表3】の通り、九州地銀7行（FG・FHを含む）の株価はふくおかFGだけが前日比プラスとなっている。
・ふくおかFGは前日比54円増の2,425円（前日比+2.28％）。
・九州FGは前日比▲6円の394円（同-1.50％）。
・西日本FHは前日比▲6円の771円（同-0.77％）。
・北九州銀行を傘下に置く山口FGは前日比▲5円の762円（同-0.65％）。
・大分銀行は前日比▲24円の1,792円（同-1.32％）。
・宮崎銀行は前日比▲24円の2,063円（前日比-1.15％）。
・佐賀銀行は前日比▲16円の1,431円（前日比-1.11％）。

＜まとめ＞
　ふくおかFGの株価だけが前日比プラスとなっているのは、地銀初のデジタルバンク「みんなの銀行」への期待が大きいからなのだろうか。

【（株）データ・マックス顧問 浜崎裕治】