【8/11～21】千年夜市～コロナ対策が夜の清流公園を彩る

　複合商業施設「キャナルシティ博多」至近、那珂川沿いにある清流公園を舞台に、3年ぶりに千年夜市が開催される。

　千年夜市は、「旅とローカルの交差点」をテーマに、ナイトマーケットを出現させることで地域の賑わい創出に寄与しようという取り組み。2013年からスタートし、夏の風物詩として定着してきたが、コロナ禍の影響で、昨年までは中止を余儀なくされていた。

　3年ぶりの開催となる千年夜市では、居酒家まつりの「まつりのサイコロステーキ」、台風大飯店の「台湾唐揚げ（チーパイ）」やベトナム料理シンチャオの「鶏フォー」など、福岡で人気の飲食店やキッチンカーが登場。

　縁日エリアでは、金魚すくいや射的など、夏祭りの定番を楽しむことができるほか、小学生ドラマーによる演奏や、演歌歌手による歌唱、デュオによるジャズなど、ライブも行われる。

    また、今回はコロナ対策がそのまま夜景を彩る効果を生む「夜光戦隊ホタルンジャー」という取り組みも行う。

　最初のオーダー時に、検温などのコロナ対策が終わった来場者に、ルミカ（光るブレスレット）を腕に装着してもらうことで、来場者が増えるほど清流公園が光に溢れる、コロナ対策がそのまま夜景づくりにつながる仕組みになっている（2回目以降のオーダーはどこのお店でもルミカがパス代わりになる）。

　8月11日（木・祝）～21日（日）までの11日間にわたって開催される千年夜市。興味のある人は夏の思い出づくりに足を運んでみてはどうだろうか。

【代　源太朗】