トランスジェニック　中間決算は減益も通期は増益予想

　（株）トランスジェニック（本社：福岡市中央区、福永健司代表）は2024年3月期第2四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高は63億7,700万円（前年同期比15.1％増）、営業利益は8,800万円（同34.3％減）、経常利益は9,400万円（同53.6％減）、四半期純利益は4,800万円（同11.7％減）の増収減益となった。  　M&Aによる新規事業の推進や事業承継などに係る助言・支援サービスを行う投資・コンサルティング事業が大型受注案件の完了などにより大幅な増収増益となったものの、創薬支援事業は下期以降に完了予定の案件が多いことなどから大幅な減収減益となった。

　通期予想については、売上高125億円（前期比9.4％増）、営業利益3億円（前期は営業損失2,500万円）、経常利益2億5,000万円（同25.5％増）、当期純利益1億5,000万円（前期は赤字4億900万円）と増収増益を見込んでいる。

【寺村　朋輝】