Dステ運営NEXUS、売上高が3,500億円を突破

　パチンコホール「D’STATION」（以下、Dステ）などを全国で60店舗以上展開するNEXUS（株）（群馬県高崎市）は本日、2024年6月期決算を発表した。

　これによると、売上高は3,502億2,200万円で、前期比約430億円の増収をはたした。熊本県初となるDステ39 松橋インター店の新規出店に加えて、前年度に出店したSuper Dステ延岡店など11店舗の集客が堅調に推移した。

　また、新紙幣対応にともなう支出があったものの、光熱費や新規出店費用の削減に努めた結果、営業利益は57億5,100万円（前期は3億9,200万円の赤字）、経常利益は50億8,100万円（同31億4,300万円の黒字）を計上し、増益となった。

　同社は2017年に九州への初進出をはたして以降、着実に店舗数を増やしており、24年9月現在、九州においては佐賀と鹿児島を除く各県で23店舗展開している。

　今期も複数店舗の新規出店を計画しており、売上高3,800億円、営業利益80億円を目標に掲げている。

【代源太朗】