博多の老舗純喫茶「珈琲のシャポー土居町本店」が18日閉店

　珈琲好き、カフェ好きなら知らない人はいない、博多で最も有名な純喫茶の1つ「珈琲のシャポー土居町本店」。同店は入居しているビルの建て替えにともない、5月18日をもって閉店する。

　1967年6月創業で、58年間、博多の珈琲愛好家に、重厚感ある店内の雰囲気とともにその味が親しまれてきた。博多座のすぐ隣にある立地から、観劇前の期待感を温め、観劇後の余韻を味わう時間は、舞台の鑑賞と並ぶもう1つの「豊かな時間」だった、という人も多いのではないだろうか。

　現在は、この「珈琲のシャポー土居町本店」ともう1店舗「アクロス福岡店」の2店舗を営業しているが、今後は「アクロス福岡店」を新たに本店としてリニューアルする予定だ。

　土居町本店の営業時間は、平日は午前9時〜午後10時、土日祝は午前10時〜午後9時。この最後の機会に、もう一度、「豊かな時間」を過ごしてみてはいかがだろうか。

【和田佳子】