破産手続開始決定
負債総額約29億8,000万円
集成材製造の菱秋木材(株)は7月14日、秋田地裁より破産手続開始決定を受けた。
破産管財人には田中伸一弁護士(田中法律事務所、秋田市山王3-1-13、電話018-865-4777)。
同社は1946年5月創業、62年4月に法人改組された集成材メーカー。戦後間もなく秋田杉の一般製材からスタートし、後に集成材製造へと転換した。住宅建築向けの構造用集成管柱を主体に、梁や間柱などを製造。95年に製造を開始した構造用集成管柱「ちからもち」を主力製品とし、材料は主に欧州材を直接輸入していたほか、秋田杉を使った製品も製造していた。主な取引先は、大手木材商社や木材問屋、プレカット材メーカーなどだが、住宅メーカーとの取引も拡大。首都圏を中心に北海道から関西方面まで販売エリアを広げ、2006年8月期には売上高約51億7,000万円を計上した。
しかし、資材価格の高騰を背景にした住宅着工や建築需要の伸び悩みで商社やメーカーからの受注が減少。同業者間の競争激化もあり、24年8月期の売上高は約12億円まで落ち込んだ。また、損益面では、ウッドショック中に高い輸入材を仕入れたことや、円安の進行で資材費が膨らみ、24年8月期には約17億円の当期赤字を計上。大幅な債務超過に陥り、事業規模を縮小して再建を図るも、資金繰りのめどが立たず、25年7月末までに事業を停止していた。
負債総額は2024年8月期末時点で約29億8,000万円。
業 種:集成材製造
所在地:秋田県能代市悪戸67-1
設 立:1962年4月
法人名
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