2024年04月26日( 金 )

久留米市長選、大久保勉氏の初当選確実

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

大久保 勉 氏

 21日投開票の久留米市長選で、無所属の新人で元参議院議員の大久保勉氏(56)の初当選が確実となった。

 大久保氏は、1961年3月生まれ。久留米市安武町出身。明善高校、京都大学経済学部を卒業後、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。モルガン・スタンレー証券での勤務を経て、2004年7月の参議院議員選挙福岡県選挙区で、民主党(現民進党)の公認で初当選し、2期12年務めた。
 
 選挙戦において大久保氏は、「久留米市を、前へ!」をスローガンに掲げ、久留米市の地域ブランド向上に努め、子育て世代の移住による人口増を基にした成長戦略を主張。政策実現における国(国会議員)・県(県議会議員)との連携の重要性を訴えた。

 前回の市長選で善戦した宮原信孝氏(59)との接戦となった今回。大久保氏は、現職・楢原利則氏、農政連や商工連盟の支援を受けて選挙戦を展開。久留米市を地盤とする鳩山二郎衆議院議員を選挙対策本部長に据え、保守系の支持も集めていた。

【山下 康太】

 

関連キーワード

関連記事