菅官房長官「最大限の表現で非難する」安倍首相は帰国後官邸に直行
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菅義偉官房長官は午前7時30分から、今回の北朝鮮によるミサイル発射について会見を行い、「領土内への落下物、航行中の船舶や航空機への被害は確認されていない」とした。また、国家安全保障会議(NSC)を早急に招集して情報集約を行い、対応について協議するとしている。
ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対しては、「繰り返される北朝鮮による度を越した挑発行動を断じて容認できず、北朝鮮に対し厳重に抗議を行い、日本国民の強い憤りを伝えるとともに、最も強い言葉で断固非難した」として厳しい対応を示した。
今後については「政府としては国連安保理の場を含め、米国および韓国を含む関係国と緊密に連携して対応するとともに、被害状況の確認を行うなど、国民の安全、安心確保のために、万全を尽くす」としている。
またインド訪問から帰国の途にある安倍総理大臣は、菅官房長官に対し「ミサイルが通過したと判断される地域に重点を置き、落下物等による被害がないか速やかに確認をすること。北朝鮮の今後の動向を含め、引き続き情報収集と分析を行うこと。米国や韓国等関係諸国と連携し、引き続き緊張感をもって必要な対応を適宜適切に行うこと」などと指示を行っている。
安倍総理大臣は、午前9時30分ごろ帰国予定。そのまま官邸に入り、対応を行うという。
【深水 央】
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