飯塚市の「新地方卸売市場建設工事」、設計業務の公募開始

移転・新築工事現場『庄内工業団地グランド（28,835㎡）

　飯塚市は9日、「飯塚市新地方卸売市場建設工事」の設計業務委託のプロポーザル提案の公募を開始した。業務内容は、（1）基本設計業務（同市場建設工事及び土木工事の基本設計業務）、（2）実施設計業務（同実施設計業務）、（3）各種申請業務（建築遂行上必要となる法令又は条例等に基づく資料作成・申請手続業務等）の3つ。なお、（※）基本設計業務にはバーチャルリアリティ（VR）作成業務も含まれている。

　同市場建設工事は、既存の飯塚市地方卸売市場が建設から45年経過し、施設の建替え時期を迎えていること。また、施設に地域の食品関連産業や観光業などとの連携を可能とする機能を付加することで、単なる流通拠点から脱却し、経済活性化の拠点に位置づける目的から実施されるもの。

　なお、同工事の委託料は1億253万8,000円（税込）で、最短で2021年4月ごろの完成を目指している（詳細はコチラ）。

同団地グランド航空写真

【代　源太朗】

※同市場完成後の仮想現実空間を三次元画像により表現。対象となるのは、「同市場敷地内及びその周辺エリア」と、「同市場敷地、外観、内部空間及び周辺建物」の作成。