【4/14】前川喜平・前文科省事務次官が北九州で徹底討論～ミスター文科省、寺脇研氏と語る

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　前文科省事務次官の前川喜平氏が4月14日、北九州市のウェルとばた（戸畑区）で、寺脇研・京都造形芸術大学教授と討論形式の講演会を行う。寺脇氏は元文科省大臣官房審議官で、東大法学部と文科省で前川氏の先輩にあたる。「ゆとり教育」を推進したことや、メディアへの露出の多さから「ミスター文科省」としても知られていた。
　前川氏が公の場で語るのは北九州では初めて。前川氏の講演会を企画した、村上さとこ北九州市議会議員によると、主に教育行政を中心に広く社会問題について語る予定だという。

　森友学園疑惑をめぐる公文書改ざんや、安倍政権の官僚に対する圧力の実態が明らかになるなかで、加計学園の獣医学部新設で「総理のご意向」文書があったことを明らかにした前川氏の発言が再び注目を集めている。今月20日には、前川氏が名古屋市立中学校で行った授業内容について、自民党の赤池誠章参議院議員と池田佳隆衆議院議員から文科省に圧力があった疑惑も浮上しており、それ以降は講演会主催者への問い合わせが増えているという。

　官僚を辞めてもなお続く政権の「いやがらせ」に何を語るのか。前川氏、寺脇氏ともに歯に衣着せぬ物言いで知られるだけに、どんな「爆弾発言」が飛び出すのか要注目だ。

■前川喜平、寺脇研（徹底討論）みんなで未来の話をしよう～これからの教育と子どもたち

＜開催日＞
2018年4月14日（土）午後5時（午後4時開場）～午後7時終了

＜会　場＞
ウェルとばた　大ホール
（JR戸畑駅直通／北九州市戸畑区汐井町1-6）

＜料　金＞
一般1,000円　大学生以下無料

＜主　催＞
前川・寺脇講演会