YE DIGITAL、27年2月期中間は減収減益 物流DXの好採算案件が後ろ倒し、通期予想は据え置き
9月30日、(株)YE DIGITAL(北九州市小倉北区、玉井裕治代表)は2027年2月期中間連結決算を発表した。それによると、売上高は95億2,700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は5億6,800万円(同11.7%減)、経常利益は6億1,500万円(同13.0%減)、中間純利益は3億6,100万円(同18.2%減)で、減収減益となった。
減収減益の主因となったのは、物流DX事業で好採算案件の契約締結時期が当初想定より後ろ倒しとなったこと。上期の売上高と各利益は計画を下回り、同社は9月18日に中間期の業績予想を下方修正していた。一方、通期業績予想については変更していない。
事業別では、ビジネスソリューション事業は売上高73億200万円(同6.8%減)となった。ERPソリューションでは、同社が元請となってビジネスDXの構築を進めてきた大規模プロジェクトが一巡したことから前年同期を下回った。一方、移動体通信事業者向けや自動車製造業向けのビジネスシステム開発は増加した。
IoTソリューション事業は売上高22億2,500万円(同21.5%増)と大幅な増収となった。物流DX事業では需要自体は活発だったものの、一部案件の売上が下期にずれ込み、前年同期並みにとどまった。一方、スマートシティ向けソリューションが大幅に伸びたほか、インターネット・セキュリティ関連製品、畜産DX事業も増加した。
27年2月期の通期業績予想は据え置き、売上高220億円(前期比8.6%増)、営業利益22億円(同35.1%増)、経常利益23億円(同26.9%増)、当期純利益16億円(同24.8%増)を見込む。上期は計画を下回ったものの、好採算案件の契約締結や売上計上が下期にずれ込んでいることなどから、現時点では通期予想を変更していない。
【寺村朋輝】









