三好不動産、宿泊事業へ参入～第一号は10月オープン

　（株）三好不動産は、10日、大手民泊仲介業者Airbnb（エアービーアンドビー）と業務提携したことを発表した。これにより、三好不動産は民泊を含めた宿泊事業への本格参戦をはたす。また、同社の関連会社でマスターリースや不動産再生事業を手がける（株）ミヨシアセットマネジメントもAirbnbと業務提携している。

　三好不動産は、マンションの空室対策の1つとして、空室の宿泊施設への転換はリノベーションについで相応の効果が見込まれるとしており、同社が管理する物件オーナーの収益率の向上が期待される。
　同社は今後、「グループを挙げて、民泊に比べ制限の少ない『簡易宿所』提案を始めとした宿泊施設オーナーを目指す方々へのコンサルタントからその後の管理までを総合サービスと位置付け展開してい く所存です。同時に自社でもそのような宿泊物件の保有を展開していきます」と述べている。

　Airbnbの提携を受けた第一号案件として、同社は、10月下旬に福岡市博多区でホテル（5階建て、38室）をオープンする予定となっている。

【代　源太朗】