西区元岡地区に研究開発拠点
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福岡市西区元岡地区では、九州大学伊都キャンパスの存在を生かした「研究開発拠点」の形成が計画されている。計画地は福岡市西区九大新町5-1~13で、主にダイハツ九州所有地と福岡市土地開発公社所有地を合わせた31,224.68m2の敷地を活用する。
開発コンセプトは「九州大学を活用した研究開発次世代拠点へ~研究開発×交流×生活利便×居住~」。研究者や学生、民間企業(研究開発型企業、スタートアップ企業)が集積・交流する職住近接の環境を形成し、新産業・新事業が次々に生まれる研究開発拠点の展開を目指す。
計画地は、JR筑肥線「九大学研都市駅」から九州大学伊都キャンパスまでを結ぶ、全長約5kmの片側2車線道路「学園通線」沿いで、交通アクセスも良い。同駅周辺では、住宅や商業施設の新設が計画されている「北原・田尻土地区画整理事業」も進んでおり、今後のまちづくりに相応の期待がもてる状況となっている。
元岡地区計画の事業者選定スケジュールについては、2020年7月上旬頃に公募を開始し、10月中旬頃に提案書の受付を締め切り、11月下旬頃に事業者決定を予定している。
【代 源太朗】
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