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2021年03月08日 15:55

水のリーディングカンパニーとして 地域社会に安心安全を提供し続ける 九州・福岡の壮健企業100社 

ゼオライト(株)

良い水創り・人財(ひと)創りとともに半世紀

 ゼオライト(株)は1969年11月、「良い水創り・人財(ひと)創り」を経営理念に河村恭輔氏が創業。70年8月に株式会社に改組して、恭輔氏が代表取締役に就任。2004年8月に妻の河村勝美氏が代表取締役社長に就任し、長年に渡り夫妻2人三脚で経営の舵取りを行ってきた。

 恭輔氏はひたむきに「良い水創り」の研究開発を続け、勝美氏は「人間力の成長なくして会社の成長はない」と厳しくも愛情をもち、社員を指導した。6年間社員の朝食をつくり、社員の「お母さん」として会社を1つにまとめた。また、営業の最前線で数々の「感動作品」をつくり、新規開拓に尽力した。こうした夫妻の「良い水創り」への取り組みは、全国各地で受注を拡大し、強固な営業基盤を構築した。

 16年8月には、取締役副社長だった嶋村謙志氏が3代目代表取締役社長に就任した。恭輔氏が取締役名誉会長、勝美氏が代表取締役会長の体制となってから今期で5年目に入った。

 同社の新卒採用第1号として1996年4月に入社した嶋村社長は、恭輔名誉会長と勝美会長の猛烈な働きぶりをそばで見てきた。その姿を手本に、嶋村社長は誠実で勤勉な働きぶりと周囲の人々との調和を大事にする人間性であらゆる困難な仕事を成し遂げてきた。嶋村社長就任時に、「嶋村は誠実かつ謙虚で、いつも笑顔です。その姿や立ち振る舞いが取引先の信頼をより厚くし、全社員が嶋村を信頼しています」と勝美会長が述べた通り、嶋村社長の高い人間力と果敢な行動力に対しては、厚い信頼が寄せられている。

 2020年8月に同社は半世紀を迎え、新たなステージに入った。

逆浸透膜の設置件数でトップクラス

海水を飲料水にする大型ホテル向けプラント(沖縄)

 国内の水処理におけるリーディングカンパニーである同社の代表的な事業はプラント事業だ。逆浸透膜・限外膜の技術を駆使し、水処理プラントを設置する事業である。同社は50年間、全国の公共施設・商業施設・医療施設・老健などの福祉施設・ホテル・工場など、幅広い分野の施設1200カ所以上に自社システムを導入してきた。設置数は業界内トップレベルを誇る。

 水処理プラントによる「良い水創り」を支えるのは、メンテナンス事業部だ。プラントのメンテナンス事業は、遠隔システムで管理され、定期的にメンテナンスを行う。水質検査・機器メンテナンスをはじめ、ネット回線を使った監視システムにより、原水や処理水などの水量データ採取に加え、運転圧力や水質モニタリングの調整を行う。さらには薬品残量を監視し、装置運転記録などを集計し、稼働状況の把握や消耗品の交換予測も行う。

 自社管理であるメンテナンスが同社の強みであり、24時間365日装置を守る体制は、顧客からの厚い信頼を得ている。今後もメンテナンス事業が同社の中核を担い続けるのは間違いない。

 個人および飲料部門の需要であるわかみず事業部。逆浸透膜を採用した「グラス洗浄機用RO純水装置 クリスタルロゼット」は、ホテル・結婚式場などのグラス洗浄で効果を発揮する。既存のグラス洗浄機に接続するだけで純水を供給することができ、経費削減、作業時間短縮、品質向上が実現する。グラスの寿命が延びて拭きあげの手間が削減されるなど、年間100万円以上のコスト削減が見込まれるという。そのほか、地下水や水道水を純度の高い水にする装置「小型業務用RO装置ロゼット」などの営業展開も堅調だ。

創業の心を継承し続ける

 「水を通じて世の中のお役に立ち、貢献する」「社員の物心両面の幸せの追求」という崇高なビジョンをもって事業推進を行う同社。

 世界を恐怖に陥れた新型コロナウイルスの感染拡大は、同社の業績にも影響をおよぼした。

 「プラント導入予定のお客さまから、キャンセルや導入延期などが発生し、20年7月期の業績は前期を下回りました。また、積極的な営業活動も実施できない状況となりました。我々では解決できないコロナ禍ですが、開発に時間をあてたことで、以前から取り組んでいた新製品の実用化のメドが立ちました。詳細は、営業展開を確定してから発表しますが、排水自体を抑えるシステムです。既存のお客さまのうち、約700カ所へ提案できます。従来排水をリサイクルするシステムは有していますが、今回は排水を抑えることで下水道コストを削減できます」と、嶋村社長はコロナ禍にあっても「次」を見据える。

 さらに病院など医療関係への営業強化や、わかみず事業でボトルウォーターを配送している顧客に対して、家庭用RO浄水器「WAKAMIZU PRO」への転換営業をするなど、営業強化にぬかりない。

 嶋村社長は全国の簡易水道への浄水設備設置とメンテナンスの計画など、新たなステージの経営戦略についても語る。

 「おかげさまで、営業面は徐々に上昇してきております。厳しい情勢が続くなか、我々は『良い水創り』を通してお客さま、そして地域社会に貢献していく所存です」(嶋村社長)。

 人財(ひと)創りにおいても力を入れる同社。現在110名の体制で「良い水創り・人財(ひと)創り」へ一丸となって取り組む。採用において嶋村社長は、「人間性が最優先です。素直で明朗な方々とともに、我が社の次世代をつくり上げたいです」と明確に示す。

 半世紀にわたり不動・不変で「良い水創り」に邁進し、「水」のリーディングカンパニーであり続ける同社。「創業者(恭輔氏)が長年培ってきた水への知見、勝美氏が構築したお客さまとの厚い信頼関係。お2人が心血注いで築き上げた同社の礎である『創業の心』を、我々が正しく継承していくことです。創業の心が同社の経営指針であります。今後も『良い水つくり・人財(ひと)つくり』を実践し、100年企業を目指し長年培った技術とノウハウを駆使して、お客さまへ安心安全をお届けします」と決意を述べる嶋村社長。

 同社は良い水つくり、人財(ひと)つくりで社会に貢献し続ける。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:嶋村 謙志
所在地:福岡市博多区那珂5-1-11
設 立:1970年8月  
資本金:9,000万円
TEL:092-441-0793
URL:https://www.zeolite.co.jp


<プロフィール>
嶋村 謙志
(しまむら・けんし)
1974年1月31日生まれ。福岡県宗像市出身。西日本工業大学工学部機械工学科卒業後、1996年4月にゼオライト(株)入社。メンテナンス部に配属される。取締役部長、取締役常務、専務取締役を経て、2014年8月取締役副社長に就任。16年8月に代表取締役社長に就任。

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