福岡市の市税収入 3年連続で過去最高に 地価上昇、企業収益増加が寄与

 福岡市の昨年度の市税収入額が3,837億4,200万円(前年度比3.7%増)と過去最高を更新する見込となった。3年連続の更新となる。

 高島宗一郎市長が7月1日の記者会見で明らかにした。固定資産税・都市計画税が地価上昇などにより1,751億9,500万円(同5.9%増)、法人市民税が企業収益の増加により427億6,900万円(同21.1%増)とそれぞれ伸びた。個人市民税は定額減税の影響により減収となった。

 高島市長は税収の伸びについて、子育て支援の拡充や2学期から予定している小中学校給食費の無償化などの取り組みを進め、市民生活の質の向上につなげていきたいと述べている。

【茅野雅弘】

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