2021年12月09日( 木 )
by データ・マックス

アメリカ国務省、日本への渡航中止勧告~東京五輪への影響は?

 アメリカ国務省は、日本のコロナウイルスの感染状況を踏まえて、日本に対する渡航警戒レベルを4段階のうち最も厳しい「渡航中止勧告」に引き上げた。オリンピック中止を判断できない日本政府の後押しをしてくれたともいえ、日本政府よりも日本国民のことを心配してくれているのではないだろうか。

 このアメリカからのサインを無視すれば、五輪派遣辞退を宣言され、他国もそれに追随し、日本は大恥をかく可能性がある。もういい加減、日本政府は判断すべき時だろう。

 東京オリンピック開幕まで2カ月を切ったが、今回のアメリカの措置が大会開催の是非を問う議論に大きな影響を与える可能性がある。米紙は、今回の措置はいかなる場合であっても渡航してはならない禁止という表現をしており、その期間も長期化するとみている。

 おそらく、アメリカとしては、日本のワクチン接種に相当の時間がかかると見込んでいるのだろう。つまり、五輪選手の日本派遣はできないと公に認めたわけで、選手もマスコミも日本へ来ることができない。

 これでも五輪開催を推し進めるというのだろうか。あとは、放映権を有するアメリカのテレビ局がどういう方針をとるかだ。今後、EUも追従してくると思われる。東京五輪の中止に「王手」がかかったと言ってもよいのではないだろうか。

【盛】

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