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2021年11月26日 09:00

エコロジカルな床暖房の普及に努め 安心して暮らせる住まいを提供 九州・福岡 200人の提言 

(株)クリエイト 代表取締役 野田 孝一 氏

ライフスタイルの変化とともに、じわりと浸透する床暖房

 福岡を中心に、九州エリアで商業施設からマンション、一般戸建までさまざまな建築の新築工事やリノベーションといった内装工事、床暖房事業を手がけ、着実に成長してきた(株)クリエイト。

 2013年7月に設立した同社はマンションやクリニック、工場、公園、美容室、ショールーム、豪華客船など、多種多様な実績とノウハウを積み上げていった。16年4月に発生した熊本地震の際には、震災復興仮設住宅の施工を手がけるとともに、復興支援なども行い、熊本市民のサポートに尽力してきた。こうした災害時の取り組みから、九州各県での知名度も上がり、さまざまな案件が今も同社に舞い込んでいる。

(株)クリエイト 
代表取締役 野田 孝一 氏

 そんな同社が今最も力を入れているのが床暖房事業だ。代表取締役を務める野田孝一氏と床暖房との出会いは約10年前に遡る。「私は23歳のときに外装工事業者として独立し、リフォームなどを行ってきました。独立から10年を超えたところで『これからの時代に長く求められるような事業をしたい』と思い、商材を探していたところ、偶然出会ったのがフィルムタイプの電気式床暖房でした。そこから自分で研究を重ね、製造販売するまでに至りました」と野田代表は振り返る。

 床暖房といえば「普及率が低い」「コストが高そう」「メンテナンスが大変そう」といった先入観から、普及率はまだまだ低い。とくに九州は温暖な気候というイメージから床暖房を敬遠する傾向にある。だが、近年では健康施設や老人ホーム、幼稚園などで導入されており、少しずつ床暖房への理解が高まってきている。

九州や中部地方、四国でも床暖房を「標準装備」に

 同社が取り扱う主力製品は電気式安心床暖房「あんシート」だ。同製品はPTC※特性を最大限に生かした0.3mmの床暖房。その特性は、発熱体部分の温度が上昇するとともに抵抗が増加し、電流を流れにくくさせることにある。これにより、熱がこもりやすい部分や直射日光によってシート温度が過度に上昇した場合も電流が減少し、消費電力を下げるというもの。また、遠赤外線の輻射熱による効果で、低温度でも身体の芯まで暖かさが伝わる仕組みになっている。

 「電気式の床暖房は環境に優しく、イニシャルコストやランニングコストも手頃です。北日本では床暖房の設置は住宅購入の際、ほとんど『標準装備』となっています。九州、中部・四国でも同じ状況にできるように、『住宅と床暖房はワンセット』であるという考え方を広めていきたい」(野田代表)。

 室内環境を快適にすることは、そこに暮らす人の健康につながる。省エネで暖かく、家のどこにいても快適に過ごせることこそ、身近なSDGsだといえるだろう。同社は事業を通して床暖房の可能性・素晴らしさを広く伝えるため、さらなる普及活動に勤しんでいる。

※PTC:Positive Temperature Coefficient/正温度係数の略。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:野田 孝一
所在地:福岡市中央区天神4-4-30
    天神西江ビル4F
設 立:2013年7月
資本金:300万円
TEL:092-737-6665
URL:http://www.create-ltd.jp


<プロフィール>
野田 孝一
(のだ こういち)
1975年生まれ。SUNQWORLDとして10年以上外装工事業に従事。2005年に法人化。13年7月には床暖房を世に広めるため、(株)クリエイトを設立。PTC電気式床暖房との出会いから発熱体の構造分析や成分分析、電磁波の測定など自ら研究を行うアカデミックな一面をもつ。
 

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