2024年04月19日( 金 )

【鹿児島】濵田酒造が本格芋焼酎「DAIYAME 40」で海外展開

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DAIYAME 40

  濵田酒造(株)(鹿児島県いちき串木野市/濱田雄一郎代表)は、本格芋焼酎「DAIYAME 40」(だいやめ40)の海外展開に向けて、全編英語で作成されたPR動画をブランドサイト内で公開した。動画内では、「ミクソロジスト」(※)として国内外で知られる南雲主于三(なぐも・しゅうぞう)氏のシグニチャーカクテルも紹介している。コロナ禍で国内酒造メーカーの業績が伸び悩むなか、同社は「SNSや展示商談会で積極発信することで、国外BAR市場での当社製品の認知度向上を目指す」としている。
※野菜、果物、ハーブなどを用いてカクテルをつくる専門家

ボトル色のモチーフは「黒い甲冑を纏う島津義弘公」

  田酒造が展開する「DAIYAME」ブランドのコンセプトは、“Experience Distinctive Aroma”(未踏の香り)。ボトル色は黒い甲冑を纏(まと)った島津義弘公(薩摩藩・島津家17代当主)をイメージし、薩摩(鹿児島)を代表するジャパニーズスピリッツである芋焼酎で「世界の酒類市場に切り込む」という、企業姿勢をリンクさせた。

 動画内では、ミクソロジストの南雲主于三氏による「DAIYAME 40」ベースの3種類のシグニチャーカクテルのメイキング動画を収録した。国内外のBAR市場において新たなカクテルを生み出す「呼び水」とするねらいだ。今春には中国語版も公開予定だという。

日本発スーパー・プレミアム・スピリッツ

 コロナ禍で国内市場が沈むなか、濵田酒造は国外市場に新たな可能性を見出している。本格芋焼酎「DAIYAME 40(フォーティ)」は、カクテル市場を視野に入れてアルコール度数を40度に設計、カクテルづくりの可能性を広げる酒質に仕上げた。ライチのような香りもバーテンダーから好評で、「日本発・新たなスーパー・プレミアム・スピリッツ」をコンセプトにする。

 すでに昨年5月に海外向けオンライン発表会を実施して、同年7月からはアジアや欧州に出荷を開始、今後は米国への輸出も予定している。

Supreme
Supremeは 英語で「至高」という意。
1888 年にニューオーリンズのBARで生まれたクラシックカクテルの名作「ラモスジンフィズ」のアレンジをベースに「DAIYAME 40」でアレンジ
カフェ・ド・プラージュ
「カフェ・ド・プラージュ」。
Plage(プラージュ)はフランス語で浜辺の意。
「DAIYAME 40」をベースに、ケニアの豆を使った柑橘系の
エスプレッソマティーニのアレンジ

【データ・マックス編集部】

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