東京都議選告示・294人が立候補～注目される都議会与野党構図の変化

　東京都議会議員選挙が本日（13日）、告示された。前広島県安芸高田市長・石丸伸二氏が率いる地域政党「再生の道」の議席獲得や裏金問題で逆風を受ける自民党が都議会第1党を維持できるかなど注目されており、7月の参院選にも影響を与えるとみられる。

    参院選を控え、各党は党代表や幹部が初日から候補者の応援に入り国政選挙並みの体制で選挙戦に臨む。主な争点は物価高騰や都内の住居費高騰といった経済対策や、小池都政に対する評価などについて論戦が行われる見通し。

　現在、小池百合子知事の与党は、自民党・地域政党「都民ファーストの会」、公明党であるが、3党で過半数を維持できるのか、都議会の野党第1党・共産党の議席増減、国民民主党は初議席を獲得するかなど注目されるポイントが多い選挙でもある。

　東京都は23区・東京都下の市町村・島しょ部からなる42の選挙区があり、127の定数をめぐって激しい戦いとなる。投票は22日で即日開票される。

【近藤将勝】