アプライド、26年3月期はAI需要とWindows10特需で売上利益とも最高益更新

 14日、アプライド(株)(福岡市博多区、岡義治代表)は2026年3月期連結決算を発表した。売上高は480億1,000万円(前期比1.5%増)、営業利益は34億3,100万円(同28.6%増)、経常利益は34億7,000万円(同29.0%増)、当期純利益は22億6,800万円(同28.3%増)で増収増益を達成した。売上高、経常利益、当期純利益はいずれも2期連続で過去最高を更新した。

 決算要因としては、2025年10月のWindows10サポート終了を控え、法人・個人ともにパソコンの買い替え需要が拡大。AI関連投資の活発化も追い風となった。

 主力の「パソコン・ゲーム事業」は、Windows10サポート終了にともなう需要増加を背景に、売上高373億9,200万円(前期比8.2%増)、セグメント利益32億5,300万円(同33.6%増)となった。AI関連需要の拡大を受け、高機能PCや研究開発向け製品が伸長した。  

 一方、「化粧品・雑貨事業」は、イベント強化やオリジナル商品の拡充を進めたものの、卸売販売減少の影響で売上高102億6,300万円(前期比16.6%減)、セグメント損益は3,600万円の赤字(前期はほぼ収支均衡)となった。出版・広告事業も紙媒体広告の減少で売上高3億9,200万円(同12.9%減)となったが、SNS運用代行や動画制作などデジタルプロモーション事業は拡大した。 

 27年3月期の業績予想については、売上高481億円(前期比0.2%増)、営業利益32億5,000万円(同5.3%減)、経常利益33億円(同4.9%減)、当期純利益21億5,000万円(同5.2%減)を見込む。

【寺村朋輝】

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