サイタHD、26年6月期は減収、営業益39.6%減 建材事業の落ち込み響く

 18日、サイタホールディングス(株)(福岡県朝倉市、才田善之代表)は2026年6月期連結決算を発表した。それによると、売上高は70億3,500万円(前期比10.3%減)、営業利益は5億9,500万円(同39.6%減)、経常利益は7億4,600万円(同22.7%減)、当期純利益は4億9,100万円(同0.7%増)で、減収となり、営業利益と経常利益は減益となった。一方、当期純利益は微増となった。

 セグメント別にみると、建設事業は受注高が24億1,400万円(同37.5%減)と大幅に減少した一方、完成工事高は32億8,200万円(同0.3%増)と前年をわずかに上回ったが、営業利益は2億3,600万円(同40.0%減)となった。

 建材事業は、売上高30億8,600万円(同21.5%減)、営業利益は5億4,100万円(同36.0%減)と大幅な減収減益となった。同事業では砕石、砕砂、生コンクリートの製造・販売・運搬などを手がけている。

 酒類事業は、売上高2億9,400万円(同0.4%増)、営業利益は500万円の赤字(前期は4,000万円の赤字)となり、赤字幅が縮小した。その他事業は売上高3億7,200万円(同8.6%増)、営業利益2,900万円(同12.8%減)となった。

 利益面では、売上総利益が前期の24億5,100万円から17億6,700万円へ約6億8,400万円減少した。販管費は14億6,500万円から11億7,200万円へ減少したものの、粗利益の減少を補えず、営業利益は約3億9,100万円減少した。一方、営業外では前期に7,400万円の為替差損を計上していたのに対し、当期は9,600万円の為替差益を計上したことなどから、営業外収支が改善し、経常利益の減少率は営業利益より小幅にとどまった。

 最終利益については、固定資産売却益4,300万円や圧縮未決算特別勘定戻入額3,600万円を特別利益に計上した。一方、減損損失2,200万円を計上し、税金等調整前当期純利益は8億300万円と前期を下回ったものの、法人税などが前期の3億8,500万円から2億5,200万円へ減少したことなどから、当期純利益は4億9,100万円と0.7%の増益を確保した。

 27年6月期については、売上高68億円(同3.4%減)、営業利益4億5,000万円(同24.4%減)、経常利益4億5,000万円(同39.7%減)、当期純利益2億5,000万円(同49.2%減)を予想し、減収減益を見込む。

【寺村朋輝】

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