2024年05月09日( 木 )

【筑後・大分豪雨】日田市・JR九大本線鉄橋流出現場

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 12日午前6時30分現在、11カ所の避難所で282人が避難生活を送っている大分県日田市。日田市役所に置かれた災害対策本部では、市役所職員が24時間体制で対応に当たっている。発災から1週間が過ぎ、交代で勤務についている職員たちの疲労の色は濃い。

 花月川にかかる鉄橋が倒壊した映像は、テレビで繰り返し流されている。そもそもこの鉄橋も2012年7月の九州北部豪雨の後に、JRから架け替えの申請が出されていたと聞かれている。市内の河川も、当時の被害からの復旧工事は行われたものの、検証までは完了していなかった個所も多い。「5年は短すぎる」。疲れた顔の職員から漏れた言葉は重かった。

【道山 憲一】

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