2024年04月16日( 火 )

ドラッグイレブン 期限切れの医薬品を販売

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 JR九州の子会社であるJR九州ドラッグイレブン(株)(所在地:福岡県大野城市)は18日、製造日から長期間が経過し、効果効能期限が切れていた商品を販売していたと発表した。商品は大木製薬(株)が製造する第3類医薬品「正官庄 高麗紅蔘精(エキス)」と「正官庄 高麗蔘精丸(丸剤)」で、効果効能を担保する期間が5年だった。

 効果期間切れの商品が発見されたのは4月12日。鹿児島の店舗で同社の店員が発見し、その後調査を行った結果、大分県と長崎県を除く九州・沖縄の各県の48店舗で期限切れの商品を陳列していたことがわかった。販売数は現時点で不明。

 原因はスタッフによる該当商品の製造年月の確認漏れ。「他の商品のように日付で管理するものではなく、ロット番号で確認をする商品だったため、確認作業に漏れが出た。今後は確認作業を徹底し、再発防止に努める」と同社はコメントしている。

 今後は店頭等への掲示を行い、購入者から申し出があった場合、交換等に応じる。現在までに健康被害の報告はないという。

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